アンサンブルは思いやり

2020年02月10日

2月になりました。

季節はもう、アンサンブルコンテストまっただ中ですね。
我々ダッパーは残念ながら今回出場していないのですが、この時期はいつもドキドキしてしまいます。
各支部大会代表になられた皆さん、おめでとうございます!今年は福井越前ですね(かにしか思い浮かばん)

さて、このアンサンブル(ensemble)というフランス語ですが、コンテストは確かに3人から8人までという規定の元行われる訳なんですけど、その意味は「一緒に」という意味です。デュエットもそうだし、当然55人のフルバンドだってそうです。管カラもそう、ピアノ伴奏のソロだってアンサンブルだと思います。違うのは無伴奏ソロくらいかなあ。つまり音楽の世界はアンサンブルに満ちていて、その言葉から逃れることは至極困難であるということですね。

その「アンサンブル」において、なくてはならないのが、「思いやり」ですね。

皆さん生まれた環境も考え方も違うので、全員が全く同じ方向を向くというのは、実は奇跡に近いことですよね。オケやフルバンドにおける指揮者や顧問の先生等指導者が檄を飛ばして烏合の衆の統率を取るという、ある種軍隊に近いノリも感じることはあります。でも、本当にみんな同じ思いでやってますか?無理なくやれていますか?

メンバーの「相談できない」孤独な思いに寄り添って、少しでも演奏が楽しくなるようにみんなで努力すること、これこそが思いやりだと思うんですよね。そのために、みなさんもっと寄り添って演奏を楽しめるようにしたいものです。

もちろん、独りよがりではいけないので、いろんな欲求(もっとカッコよく演奏したい・もっとお客さんを楽しませたい・難しいリズムやパッセージは許して欲しい、etc.)をすり合わせてソフトランディングできるよう、したいなと改めて感じている昨今です。

閑話休題、実はですね・・・

昨年トルヴェールの地球をやり倒して煙も出なくなったダッパーじろーチームですが、アンコン出場の代わりに何と、

「第17回日本サクソフォーン協会アンサンブルコンクール」

に無謀にも1次審査(CD-R審査)応募し、通過いたしました!!

曲は石毛里佳作曲の「幻舞曲」です(あれれ、以前やりましたよね滝汗)

来たる3月1日(日)、神奈川県相模原市の「もみじホール城山」というホールで行われます。

全日本アンサンブルコンテストとは雰囲気も違うとは思いますが、各カテゴリーのサックス大好き集団の凄腕を拝見して、こちらでも交流を深められればなと、今からほくそ笑んでおります。

駄菓子菓子、ダッパーはキワモノというレッテルは、なかなかはがれませんからね、笑われるのがオチ(泣)  


Posted by じろー  at 22:59Comments(0)音楽について

三本松高校第10回定期演奏会

2014年03月30日

フィギアスケート浅田真央選手、SPの後の笑顔がとっても良かったですね!この表情が見れただけでも、彼女のやり残した感が無くて何より。進退はハーフハーフだそうですが、是非良い選択をして欲しいと真に思うファン心理です。

ソチ五輪での真央ちゃんの活躍っぷりに、メダルはなかったけど国民栄誉賞をあげても良いと思うじろーです、こんばんは。えっ結果が伴ってない?あなたねえ、大体・・・と別の議論に発展するのは本意ではありませんのでこのへんで。

さて、香川県下の高校では定期演奏会のシーズンです。昔から、高松一高や高松商業などは夏に、高松高校や丸亀高校などは春に定演をやるんですね。で、今回は、以前にもお邪魔したことのある東かがわの三本松高校の定演に参加してきました。

三高定演10回


サックスアンサンブルの活動も、最近は少しガツガツした感は減ってきまして(いえいえ交流会が待ってますよ!)と思っているところに、顧問の米田先生より依頼がありまして、バンド活動に飢えている私としては、まさしくハイエナのように参加希望させて頂きました。
今回の参加は私じろーとイエロ。バリトン職人のイエロは当然バリトンで参加。で私はと言いますと・・・何と、

ソプラノ

う、ウヌウ、これは中々手強い予感がありました。吹奏楽バンド活動におけるソプラノサックスの立ち位置というものは、サックスを経験された方はほとんどご理解頂けるとは思いますが、まさしく完全に特殊楽器のさらに特殊な扱い、という観念が大勢を支配しています。最近の作品(真島俊夫氏;三つのジャポニズム)とか、アレンジ物(コダーイ;くじゃく等)にはアルトサックスとの持ち替えにてソロを受け持つ事がありますが、それもあくまでも「持ち替え」のレベルなので理解できる部分もあったのです。しかし今回はオールソプラノなのです。全体で大音量を鳴らした時には金管には敵わず、オブリガード(対旋律)で聴かせるには音域的にアルトやテナーに譲らざるを得ず、メロディに至ってはクラやオーボエを消すことにもなりかねない無駄にデカい音量(´;ω;`)さて、どうしたものか・・・

と勝手に色々考えながら頂いた譜面は、清水大輔氏作曲、「マン・オンザムーン」。

いわゆるアポロ11号の月面着陸に至るまでの人間ドラマを中心に描いた、非常にドラマティックな名曲です。しかし、難しい曲でしたね。やり甲斐のある曲ではありましたが、先述の通り練習の際(結局2回しか行けませんでした、スミマセン!)立ち位置に苦労しましたね。でも、米田先生はしっかりと聞いてくれてたようなので、ありがたいような怖いような・・・歯を食いしばって練習しましたよ、三高生の半分くらい( ̄∀ ̄)

今回の定期演奏会は10回記念ということもあり、東京佼成ウインドオーケストラのクラリネット奏者で香川県出身の大浦綾子さんがゲスト出演という、何とも贅沢な演奏会でした。またそのプログラムも、まさしく高校生ならではの「若い・エネルギッシュな」ものとなってましたね。コンクールの課題曲・自由曲候補や、jpopなどの聞きやすい曲も用意して、大浦さんのコンチェルトも敢行、さらにはステージマーチングまで!そして最後にマン・オンザムーンの大曲をやり仰せたと思いきや、帰ろうとするお客様に送迎のロビー演奏まで!

・・・若さは武器ですな。

サックスパートの面々は皆チャーミングで笑いの絶えない明るいキャラで、しかも皆しっかりとした実力の持ち主でした。足引っ張らなくて良かった、大きな事故もなくて(やれやれ)。アンサンブルなどでもご一緒したかったな、今回時間がなくて残念。

さて、演奏会スタート。1部・2部と終わりまして、私達が参加する3部へと。

高校生達、大変でしょ流石に、と聞いてみると・・・

「はい、しんどいです・・・」

・・・俺やったら死んどるかも(T_T)



そして、マン・オンザムーン本番。

あんまり誤った予備知識を与えてしまうのはどうかと思いますがあえて誤解を怖がらずに。ジョン・ウイリアムズの影響を受けたと思われる清水氏の作風、とてもドラマティックですね。静の部分で温かく歌うフルート・オーボエ・サックスのメロディ。そして動の部分で勇ましく熱い気持ちを鼓舞する金管楽器のテュッティー。とりわけ3楽章で激しく動機を作っていくパーカッション。そ、そして、何とかボロを出さないように必死になって小節を数え(それ俺やろ;以下自重)激しく全員で締めくくります!

いやあ、良かった!感動した!小泉元首相の気持ちが分かった(なんでやねん)

今回はソプラノという特殊楽器での参加と思っていましたが、この曲では全然そんな事はなくて、メロディを受け持つ木管楽器の一つとして非常に重要なポジションだったと今にして思います。清水氏としては、クラリネットとトランペットを繋ぐブリッジの役目としてソプラノを使用したようです。時にはクラと、時にはオーボエと、そして時にはラッパと一緒にメロディを受け持っていました。1曲の中で最初から最後までソプラノというのはまさしく初めての体験でしたが、色んな意味で非常に勉強になりましたし、今後の演奏活動に役に立つものであると断言出来ます。

演奏を聴いて下さった大勢のお客様、ありがとうございました。忙しい中ゲスト出演頂いた大浦さん、素晴らしい演奏本当にお疲れ様でした。三高吹奏楽部の皆さん、またご一緒したいですね。是非またよろしくお願い致します。そして米田先生、本当にお疲れ様です。また懲りずに誘ってやって下さいね。

バンド活動は、本当に熱いです。キャラ的にも私はまってますが、場所がねえ(ToT)  


Posted by じろー  at 21:25Comments(0)音楽について演奏会の御案内

弦楽セレナーデと私と先生

2013年09月26日

それは、高校1年の秋のことだったかな。

高校生活の部活動にも慣れ、コンクールや文化祭を終えてアンサンブルコンテストに出よう出ようと悪友イエロにほだされて、グリーンボーイの私じろーは

「でも俺、アンサンブルの曲なんて全然知らんし」

と、曲選びは完全にイエロに一任。そんな折、彼が私にカセットテープを渡しました。

アンサンブルの曲はおろか、吹奏楽のオリジナルにも造詣の無かった私は、その時この曲を中心に家中でアンサンブルの曲のトリコとなり、ヘッドフォンステレオで山下達郎も聖子ちゃん(恥)も聞かずにアンサンブル猿となっておりました。

この曲、というのが、

「弦楽セレナーデ4楽章~チャイコフスキー」by乗泉寺吹奏楽団サックスパート

もともとチャイコフスキーのメロディが好きだった私にとっては、まさしく衝撃でした!勿論、デザンクロやシュミットのような王道な曲もその時ようやく知識としてありましたが、サックスの持つ運動量・ダイナミクス・そして音楽の説得力というものが、このセレナーデには全て含まれていると当時いたく感動したのを、今でもよく覚えています。

じろー「で、この編成ってカルテットなん?」
イエロ「んー、たぶん8重奏。」
じろー「!?そんなんうち4人しかおらんのにできんやろ!ソプラノもないし・・・」
イエロ「一番高い音、ソプラノとちゃうと思うで」
じろー「へ?何なん?」
イエロ「多分、ソプラ・・・ニーノやったっけ。」
じろー「何それー!!絶対できんやん!」

あれから二十何年、まさかニーノ持って演奏してるなんて、想像だにしてませんでしたけど。

それ以来、1年の冬はグラズノフ、2年の冬はパスカルをアンコンで演奏しましたが、弦楽セレナーデへの興味は薄れることはありませんでした。いつかこの曲を演奏したいなあ、楽譜は手に入るのかなあ、そもそも8人とかの大人数でサックスだけで演奏するなんてこと、よほどの物好きでなけりゃあ無理ちゃうかなあ、そしたらやっぱり夢か・・・

と思っていたら、高校新三年の3月、奇跡が訪れました!

古庄孝行先生が大学卒業後、香川の高校に赴任されるとのことで先生の凱旋ソロリサイタル&カルテット、そして香川初のラージアンサンブルatヤマハ高松店の6階ホール(その筋では結構伝説なんです)に、私じろーとイエロはラージのみ参加させてもらいました。指揮は故佐倉友章先生で、松繁先生や西宇先生、平井さんやきんじさん・テル師匠といった御大の中に入って、バリバリ緊張した中で演奏したのを記憶しています。

しかも、隣には古庄先生!

実は、古庄先生とお会いするのはこれが2回目。最初は、かの冨岡和男先生が高松でのミニコンサートを開催されるにあたって、アンサンブルのメンバーとして我が母校龍雲中学校にお越し下さった際にお会いしたのがそれでした。なんと先生は、その時借り物のヤマハのテナーに悪戦苦闘されてたようでした。私は、当然中学生でクラからサックスに転向してすぐの時だったので、冨岡先生の代わりに吹かされたりして半泣き(全泣き?)になったりしてました。その際にはあまりお話する機会がなかったのですが、とても穏やかで、それでいて内に秘めた情熱をなんとなく感じていたものでした。

その先生の隣で、同じくソプラノを演奏させてもらいました。

弦楽セレナーデの1・3・4楽章を、カットしながらの演奏となりました。4楽章は当然ながらよく知っていたのですが、1と3はほとんど聴く機会がなくて、不勉強もあり足を引っ張ったかもしれません。しかし先生は本当に紳士で、高校生の私には非常に優しく接して下さいました。ひょっとしたら、あまり興味が無かったのかも知れませんが(泣)それでも二人で同じパートを何とかイイ感じで演奏できたかなと、当時中二病的に思ったものでした。

こんな第一線の先生と一緒に演奏できるなんて、俺って・・・

そうした勘違いから、大学では頭を打って辛い思いもしました。自業自得ではあるんですけどね。チャイコフスキーの持つ独特の世界観(陰鬱さと華々しさが錯綜する)を少しでも感じながら、以前テープで聞いた衝撃の音楽を、今こうして自分が演奏している、といったプチ感動が、何とも言えないカタルシスだったんです。しかも古庄先生と一緒なんて、凄く贅沢なことでした!



あれから月日は経ちました。ご承知の通り、古庄先生は他界されました。

今回の演奏会のメインプログラム、弦楽セレナーデなんです。

因縁を感じています。ひょっとしたら、イエロも感じているかも知れません。私達もあれからすっかり年を取り、音楽に対する思いや捉え方、付き合い方も少しずつ昔とは違うものになっているのでしょうか。自分自身でも推し量れない部分もあります。でも、今回の弦楽セレナーデは、あの時のドキドキ感と高揚感、そして今回もまた演奏会が開催されるということの感謝を皆さんにお伝え出来るように、高校生のエネルギッシュさと大人の老獪さを存分に披露したいと思っています。

そして、古庄先生へ贈るセレナーデとして、この演奏会をお届けしたいと思います。  


Posted by じろー  at 00:35Comments(0)音楽について

耳コピについて

2013年06月16日

全米オープンゴルフ真っ盛りです。松山選手大健闘といったところでしょうか。このゴルフという競技ですが、サッカーのPKと同じくらいかも知れませんが、まぐれでホールインワンが出てもおかしくない、つまりただの1ホールだけならプロに勝つことも夢ではない、まさに夢のような(苦笑)スポーツですね。野球やテニス、格闘技の類は絶対無理ですけど。ただ、好きな人には問題ないのでしょうが、苦手な人にとってはやたらと拘束時間が長く、コンペなどは気も遣うし、紳士のスポーツだから何かと決まりごとが多くて面倒くさい!休憩時間に食事とお酒が頂けるのは嬉しいですが、飲んだ後でスコアが良かった試しがない!

・・・私、ゴルフが苦手だということをいつの間にかカミングアウトしている事に気付きました。

ゴルフ漫画はプロゴルファー猿派のじろーです、こんばんは。あした天気になあれはあまり読んでいません。

今回は、ちょっとマニアックな「耳コピ」について。

ちょうど今、ある曲の音源をもとに楽譜を起こす作業をしています。アドリブ箇所で、譜面が存在していないのですが、その部分の譜面を起こして練習すべく、一生懸命に聞いては音符を打ち込むという作業、いわゆる「耳コピ」をしております。

この作業ですが、かなり地道なものでして、まず静かな環境と音源、そして音楽ソフト(フィ○ーレとかね)が最低限必要です。あとはピアノや鍵盤ハーモニカなどの楽器を使用します。コードを確認するためには必須アイテムでしょう。そして暇な時間を見つけては、PCとにらめっこして、打ち込みしつつデータと音源を聴き比べすることになります。

打ち込みについての基礎部分をマスターすれば、最近の音楽ソフトは結構イイ感じで再現できるので、調子に乗ってくればスイスイと進むのですが、全音符や2分音符のような簡単なものならいざ知らず、16分や32分になってくるとかなり大変になってきます。とりわけコードが複雑なものになるとスケールやアルペジオも特殊な進行にならざるを得ず、結果として不思議な音階になってしまうのです。

それでも何とか「こうだろう、こうに違いない」と高をくくって必死に音符入力し、ひと段落したと思って確認の音符再生(打ち込んだ音符を実際に音にして再生する機能)をした途端に、


「全然違う!!」

今日などは、あまりに違うので悔しさを通り越して爆笑してしまいました(涙)そして、その後に襲われる脱力感。それでもへこたれずに打ち込みは続きます。そうして「やっぱりこうかな、頼む合っていて!」と祈りを捧げながら確認音符再生をして、


「合うとった・・・(((o(*゚▽゚*)o)))」

これがあるからやめられない、のかも知れません。耳コピに関しては、かなりの労力を伴いますので、採用される又は自分で演奏するという事こそがモチベーションの元となるので、何かの都合で

「この曲、やらんようになったんや、ごめん」


・・・突然死しそうになる!・・・ならないようにしなければ!!  


Posted by じろー  at 18:30Comments(2)音楽について

福袋、再び!

2013年01月16日


擬人化機関車トーマス



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



あ、ありのまま、今起こったことを話すぜ…

『サキソフォックスで新譜を1曲だけ買おうと思ってサイトを開いたのに、
いつの間にか全部で17曲の締めて1万3千円也~で、ポチっとしていた。』

な…何を言ってるのかわからねーと思うが
俺も何をされたのかわからなかった…

催眠商法だとかデート商法だとか、そんなチャチなモンじゃ断じてねぇ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



てなわけで、

『サキソフォン楽譜福袋2012 15曲 サキソフォックスステッカー付き』

なんてものに、うっかり目が留まったばっかりに…



(楽譜withステッカー&きんじ松葉杖)


こんな有様になりました。


むしゃくしゃしてやった。


今は反省している。



ちなみに、福袋の中身15曲の内、6曲は既に購入済み楽譜。

残り9曲は未購入楽譜でしたので、
1曲1,000円強で買ったと思えば安いものか…いや…しかし…


つーか、何が一番びっくりかって言うとこの記事自体が2年前のまんまコピーって事だね。
成長してないのがよく判ります。

しかし福袋の中に含まれる出版済譜なんか絶対買ってるに決まってるって判ってるのに何で買っちゃうかな・・・
被った楽譜、これどうしよう・・・誰か購入希望者居たら声かけてください。安くお譲りしますよ。  


Posted by ダッパーサクセーバーズ at 20:22Comments(3)音楽について

お電話しちゃいました♪

2012年05月31日


おるおる、こんな奴。



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


く・・・・・・雲井先生と電話でお話ししちゃった♪

サックスやってない人には今一つピンと来ないかも知れませんが、
例えば趣味で野球やってる人がイチローや原監督と電話でお話しするようなもん。
もっと言えば、テニスだと錦織選手とか伊達選手と電話でお話しするようなもん。
あるいは囲碁で言えば羽生さんと電話でお話しするようなもんんだし、
趣味でプロレスやってる人が武藤敬司とか蝶野正洋と電話でお話しするようなもんだし、
趣味でF1やってる人が片山右京や鈴木亜久里と電話でお話しするようなもん。

え?言い過ぎ?
いえいえ、少なくとも僕にとってはそんくらい特別なイベントでした。
お話しした時間はだいたい5分くらいか、いやもっと短かったかも。緊張して何しゃべったんだか自分でもよく判りません。アホの子みたいに同じ事繰り返してたように思います。

で、肝心の会話の内容ですが・・・


来年4月開催予定の四国サクソフォニー・フェスティバル音楽監督に雲井先生をお迎えする事となりましたーー!!!


もうね、ワクワクが止まりません。

それでですね、お電話でお話ししている最中に判った事なのですが、

何と雲井先生、ダッパーの事ご存じでした。

雲井先生、ダッパーの事ご存じだったんです。

大事な事なので2回言いました。

「ダッパーさんがとっても活躍されてるのをよくお聞きしてますよ。」とか言われちゃいましたよ、奥さん!
もうね、これだけでご飯3杯くらいおかわりできちゃいそうです。

と言うわけで。

四国中のサックス大好きな人、来年4月は香川へ集まって雲井先生と一緒に演奏しましょう!!
※詳細な事はまだまだこれからですので、きちんと決まりましたら改めて発表します。


イエロ「で、『趣味でF1やってる人』ってのはノータッチなわけ?」  


Posted by ダッパーサクセーバーズ at 07:46Comments(3)音楽について

iPadで楽譜表示、その2

2012年05月19日



・・・・・・・・・・・(脱力)

君、そこで何してんの?



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


さて。昨日のiPadですが、もう少し詳しくレポしましょう。

まずは気になる表示の大きさについて。


これがオリジナルとの比較です。かなり小さく見えますよね?
楽譜の一番上の段の横幅を測ってみたのですが、
 オリジナル=16.3cm
 iPad=11cm
横幅が約7割くらいの大きさになってしまっていますので、音符1個の大きさで言うと半分くらいです。まぁ、この大きさでも十分見える事は確かなので演奏に差支えると言うほどではありませんが、僕やテル師匠くらいの年齢になるとこの大きさはちょっと抵抗感じるかも。

ところが今回採用したforscoreというアプリには「crop」という機能があり、これを使うと楽譜のそれぞれのページを任意の大きさで表示してくれます。
具体的には、ツールメニューから「crop」を選択して、あとは楽譜を2本の指でピンチイン・アウトして気に入った大きさに調整後、決定マークをタップするだけ。次に「uncrop」を選択するまでそのページはいつ表示させても決定した倍率の大きさで表示されます。おお、便利!



これがcropした結果。拡大して楽譜の余白部分を無くしてみました。
結果、上段の横幅は13.2cmに拡大され、幅で言えば8割となりました。これなら音符1つの大きさは3分の2くらいですので、先ほどより大分見やすくなります。


さらにこのforscoreのいいところは、iPadを横置きにした際に楽譜がちゃんと横回転して表示される事。当たり前だろって?チ・チ・チ(←人差し指でワイパー)。
forscoreで横回転された楽譜はスワイプでページめくりをすると、ちゃーんと下半分に表示が切り替わるのです。この機能、当たり前の様で意外と他の楽譜表示アプリには備わっているものは多くありませんでした。



これが横置きした時の表示。
もうオリジナルと大きさに差異はありません。僕や師匠にも優しい大きさです。書いてて自分が情けなくなったけど。
ただ、お判りと思いますが、表示を上下分割すると言う事は紙楽譜なら全く不要な「楽譜送り」を何度もしなければいけません。それを煩わしいと思うかどうか、です。


次に昨日もご紹介したAir Turn BT-105を使った楽譜のページ送りの反応速度ですが、これは実際の動画を見てもらうといいでしょう。



こんな感じ。足じゃなく指で押しましたが、感じはお判りいただけると思います。
ページの切り替えは結構サクサクと動いているように見えるでしょうが、実際は僕が指を押してからページが切り替わるまでに若干のタイムラグがあります。
指でペダルを押した瞬間にページが変わるのではなく、ペダルを押して、体感0.2~3秒くらいの間があってページが切り替わるみたいな感じです。
このため、ペダルを押してからページがちゃんと切り替わるまでに約1秒くらいかかると思っていただければいいかと思います。
四分音符=120の楽譜でしたら、小節の3拍目でペダルを踏めば次の小節に移るころにちょうどページもめくれる感じ。
これを十分な速さと感じるか遅いと感じるかは人によるかなと思います。(まぁ、単に慣れの問題かも知れませんが。)


てなわけで、iPadを使った楽譜表示の使用感はお分かりいただけましたでしょうか。

簡単に思いつく限りこの表示方法のメリットを挙げると、

1. 楽譜を大量に持ち運べる。
例え何百曲の楽譜だろうと平気で持ち運べます。ダッパーのように大量の楽譜を所有している人にとっては嬉しい事です。

2. Air Turnを使う事で譜めくり対策不要。
もう何十ページの楽譜だろうと譜めくりに悩む必要はありません。その昔よめじろーがギリシャ組曲のバリトンの演奏で、全楽章アタッカだったのに譜めくり対策が難しい楽譜のため、かなり悩んでいましたがこれを使えば全く問題が無くなります。

3. 風対策不要。
どんなに風が吹こうとも、もう風に煽られてページがめくれてしまう心配は不要です。

4.暗闇対策不要。
どんなに暗闇だろうと、iPadのバックライトがありますので全く問題ありません。ただ、暗闇だとバックライトが奏者の顔の下から照らしますので、ややホラーチックになるのが欠点ですが。(笑)


逆にデメリットを挙げるとすると、

1. 楽譜をいちいちPDFにしてiPadに登録しなければいけない。
ダッパーみたいに『どこでも楽譜』してるような人ならいいのですが、楽譜を一枚一枚スキャンしてPDFデータにするのが面倒!と思っている人には不向きです。まぁ、そんな人はこの記事をそもそも読まないとは思いますが、そう言う事です。

2. 楽器のトラブル、操作のミスが怖い
やはり多くの方が感じるのはこれじゃないでしょうか。こればかりは僕も今しばらくこの表示方法とお付き合いしてみないと何とも言えないのが事実ですし、僕自身もこの怖さは感じています。
演奏中にバッテリーが切れたらどうしよう、iPadやAir Turnが壊れたらどうしよう、操作をミスって逆方向に楽譜をめくってしまったりアプリを終了させてしまったらどうしよう…。
機械系の心配はどうしても付きまとうと思います。

3.明るい日中は読みづらい。
暗闇では強いiPadですが、明るい日差しの下では今度は太陽の明るさに負けてしまってとても見づらいものになります。iPadの上部を覆って日陰を作るような工夫が必要でしょう。

3. 表示が小さい。
上にも書きましたが、横置きにしない限り表示はどうしても小さくなります。視力が弱くなったなぁとお感じの方は少し不向きかも。

4. 楽譜を少量しか持ち運ぶ必要が無いならiPadだと重い。
まぁ、当たり前ですが楽譜を10数枚程度持ち運ぶならiPadより当然軽いです。


と言ったところでしょうか。

以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、昨日ご紹介したAir Turnforscoreの値段を高いと感じるか安いと感じるか、は皆さん次第と言ったところかなと思います。
僕もまだ本番でこれを使う勇気はありませんので、今しばらくは練習の場で活躍してもらおうと思います。

ある日本番ステージに僕がiPadを持って颯爽と登場するかも知れません。

また、逆に気が付けば僕がiPadの話題に一切触れなくなるかも知れません。その時は、あーそういう事だったんだな、と察してやってください。  


Posted by ダッパーサクセーバーズ at 10:09Comments(0)音楽について

iPadで楽譜表示

2012年05月18日


船が宙に浮いてる!!!!

…のではなく、海面に浮かんでいるのですが、あまりに海水が透明過ぎて空中に浮いているように見えるんです。
すげーーーー!!こんな所、一度でいいから行ってみたい。気持ちいいだろうなぁ…。



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


さて。
今日は新しい試み!



譜面台に載せているのはご存じiPad。(初代ですが。)
そして足元には何やら怪しい黒いものが…

まぁ、タイトルの通りなのですが、iPadに楽譜を表示させて演奏に使ってみよう!と言う試みです。
その内知り合いの誰かがやるかな、と思ったのですが、まだ誰も試してみた報告をしてないようなので、じゃあ僕が!と思い、やっちゃいました。てへ。(こういうの思いついたら我慢できないタチなので…。)


てなわけで、用意したのは、

 ・iPad(初代。SIMは有っても無くてもいいです。)
 ・forscore(楽譜表示用アプリ。アップルストアで400円)
 ・AirTurn BT-105(ネットで購入。13,500円)

の3つ。



まずはforscoreと言うアプリをアップルストアで購入し、iPadへインストール。
そして、パソコンよりiTune経由で楽譜PDFファイルをiPadへ転送。

この時点で既にiPadには楽譜が表示されます。
めっちゃ綺麗!
指先一つで楽譜の次のページをスイスイとめくる事ができます。
でも、ちょっと小さいか?
まぁ、それは最初から判ってる事ですが…。



そして、最後にフットペダルとして使用するAirTurnとの連携。

iPadのBlueToothをONにして、AirTurnを検索・・・・すぐに見つかりリンク完了。
ペダルを手で押してみると、forscoreに表示されている楽譜のページが次々と移動します。

おぉ!完成だ!

作業時間、わずか30分。めっちゃ簡単でした。

その内の大半は、僕がiPadビギナーだったためiTuneでiPadにPDFファイルを登録する方法がすぐには判らず手間取ってたってだけ。iPadをよく使ってる人なら15分くらいで完了したかも。


早速、実際に演奏してみました。

譜めくりは足元に置いたAirTurnのどちらかのペダルを踏むだけ。
右を踏めば次のページ、左を踏めば前のページへ移動します。
操作も簡単ですし、楽譜もやや小さいながらも十分読めます。


これ、次の本番に使ってみようかなぁ…


(明日は、iPadで楽譜を表示させた際のメリット、デメリットをもう少し詳しくレポートします。)  


Posted by ダッパーサクセーバーズ at 07:00Comments(2)音楽について

音楽の絵本の思うつぼ

2012年04月29日


わはははは!!こーんなストレートな写真久しぶりに見た。子供はいいなぁ。
この写真卒アルとかに載せるやつだったらいいのに。そして、この子達が大きくなって卒アル開くたびに「あ~こいつ居たなぁ。」とか脱力混じりに懐かしさを覚えたらいいのに。

僕が親なら絶対この子の結婚式のときに愛情を込めてスライドで大写しにしてやるコースだな。絶対。



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


kuriさんがFaceBookで『サキソフォックスが半額セールだーー!者ども、出合え!出合えー!』とか叫んでましたので、ついうかうかと買っちゃった楽譜。



全11曲、合計約1万円!

むしゃくしゃしてやった。

今は反省している。


と言っても今まで食指が動かなかった曲の中から『半額なんだからまぁいっか。』って感じで買いましたので、果たして使える曲かどうかは激しく不明。
それにしても、サキソフォックスのシリーズの僕の購入履歴を改めて確認したのですが、今リリースされている楽譜は104曲あるのですが、その内今回の11曲を入れると92曲買ってました。すげー。
1曲平均2,000円とすると……ちょっとお腹が痛くなるレベルの出費っぷりですね。いやはや。

まぁ、でもこれでダッパーのみんなが楽しんでくれてるかと思うと、お腹の痛いのも治る…かな?  


Posted by ダッパーサクセーバーズ at 07:00Comments(8)音楽について

指揮者の真の役割

2012年02月29日


ぬ、ぬこぉおおおおおおおおおおお!!!!
(ぬこネタ第3弾)



◆指揮者の真の役割


10 名前:名無しさん@涙目です。(東京都)[] 投稿日:2011/08/21(日) 21:15:21.35 ID:lyTBeEUE0

指揮者がいない場合

金管:木管死ね
木管:弦死ね
弦楽器:打楽器死ね
打楽器:金管死ね


指揮者がいる場合

金管:指揮者死ね
木管:指揮者死ね
弦楽器:指揮者死ね
打楽器:指揮者死ね




・・・え~~これは無いでしょー。
いや、確かに笑えるけど。

正直、これまでの長い吹奏楽人生の中で、
「こいつ今すぐステージ降りてくれないかなぁ。」
思った人も居ないわけじゃないけど、
指揮者に向かってこんな事思ったのは…


あ~1人居たわ~。随分前に1人だけ居たわ~。
(地獄のミサワ風)  


Posted by ダッパーサクセーバーズ at 23:22Comments(3)音楽について